Baseboy™は画像処理によるリアルタイム投球トラッキング技術です
2つのカメラでとらえたボールの2次元位置から3次元の弾道を復元します
動画をみる

取得できるデータ

ボールの完全な3次元軌道から多くの情報が算出可能です

3次元座標・速度・加速度

初速(最高速)、終端速度、ベースを通過した時の速度など、 リリース後の任意時刻や任意の位置におけるボールの3次元情報が取得できます

ストライクゾーン

ストライクゾーン平面の通過ポイントの算出や、奥行きをもった3次元ボリュームとしてのストライクゾーンの通過ポイントも計算可能です

変化率、球種、伸び

リリース後の座標と速度、ベース通過時の座標速度から投球軌道の変化率や球種が自動計算、 また速度の変化から球の伸びなどもわかります。

リアルタイムトラッキング+CG合成

以下はトラッキングシステムによって取得されたデータを、Unityによってリアルタイムにビジュアライズした応用例です

Baseboyの特徴

画像処理による3次元計測

画像処理によってボールの位置をトラッキングし、2つのカメラ内のトラッキング座標の視差から3次元復元。従来のレーダー方式とくらべ、高い計測精度が得られるメリットだけでなく、速度や軌道などの計測結果の確からしさを画像として確認できるので、直感的に結果を理解しやすい

汎用的なカメラのみで実現可能

2つのカメラはシャッタータイミングの同期の必要なく、汎用的なビデオカメラや、セキュリティカメラ、さらにスマートフォンのカメラでもトラッキングを実現することができます。


高い計測精度

野球場内のベース位置などからカメラキャリブレーション(カメラ設置位置角度の推定)を実行、さらに 独自アルゴリズムによるサブピクセルステレオマッチングによって、誤差はストライクゾーン付近で1cm-2cm程度の高い3次元計測精度を実現しています。

[精度検証の実験映像]

軽量なトラッキングアルゴリズム

独自開発したボールのトラッキングアルゴリズムと3次元復元処理は非常に軽量で、シングルボードコンピュータやスマートフォン上、処理能力の低いクラウドサーバ上でもリアルタイムに動作させることが可能です。

ハードウェア機器構成

SDIカメラ構成 / ネットワークカメラ構成 / エッジデバイス構成の3パターンの構成が可能です

データ利用例

本システムから得られた3次元弾道データの活用事例です

大型ビジョンコンテンツ

スタジアムの大型ビジョンを活用して、観客に投球データをわかりやすく説明

ベースボールCG広告

TV中継でのリプレイ映像に広告枠を設置

ウェブデータ配信

トラッキングデータを野球ニュース速報サイトに配信、アーカイブ

AR QuickLook

iOSのAR QuickLook用のコンテンツを生成し、新聞、雑誌などの紙媒体から軌道データをAR的に可視化

[AR QuickLookデモ]

VR / ゲーム利用

軌道データをゲームやVRシステムで利用。完全再現されたプロの投球を打ってみる、キャッチしてみるなどバーチャル体験可能

[Bascule様 VR Real Data Baseballサイト]

2Dトラッキング

よりシンプルにピッチャー背後からの映像に対して2次元的にボールをトラッキング、軌道をリアルタイムにAR合成

導入事例

Contact Us

本技術の導入や価格などのお問い合わせはこちらから
(株式会社Qonceptのウェブサイトに移動します)

お問い合わせ